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でおなじみ
です。
今日は前回の甲状腺の話の続きで、バセドウ病と橋本病についてお話していきます。
①バセドウ病・・・自己免疫疾患の一つで、甲状腺に対して攻撃する抗体が出来てしまい、甲状腺の機能が亢進する病気です。正確な原因はわかっていません。症状としては体重減少・多汗・食欲増大・動悸などの異常に活動状態が亢進し、簡単に疲れてしまったり、精神に異常をきたす状態にもなります。見た目には頸部が腫れ、眼球が突出します。
②橋本病・・・こちらも自己免疫疾患の一つで、バセドウ病とは反対に、甲状腺の機能が低下してしまう病気です。男性より女性の発症頻度が非常に高く10人に1人は発症していると言われています。しかし、症状が人によって非常に異なり、ひどい人は認知症様症状や体の強烈な怠さ、思考低下、鬱などがありますが、日常生活に支障をきたさない人も多くいます。
甲状腺の病気自体はどちらにも特効薬がなく、対症療法が基本となります。
命の危険性は少ないですが珍しい病気ではないので、「最近少し体の不調が続いている・・」と感じている方は、可能性があるので一度検査をしてみてはいかがでしょうか?
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