中腰で靴を履こうとした時、重い荷物を持った時、ストレッチなどで身体を捻った時などに多く、急性外傷の一つです。
別名「魔女の一撃」とも言います。
ぎっくり腰は、大きく分けて
➀仙腸関節捻挫(骨盤の捻挫)
➁腰部の筋肉の筋損傷
に分けられます。
ぎっくり腰になった時には、まず安静にし、アイシングをし局所の炎症を取ってあげるのが先決で、どうしても動かないといけない時にはコルセットの着用をするのが好ましいです。
治療として痛みをとる治療が優先され、鍼灸治療、超音波、電気治療が効果的です。
痛みが取れてきたらやらなければならないのがぎっくり腰になった原因をしっかり治してあげる事です。
全身の歪みからきている場合は、骨盤矯正が必要になり、筋肉のバランスの崩れ、筋力低下はEMS(エルビオ)で筋肉を鍛えてあげて再発防止繋げます。
ぎっくり腰は、長年不良姿勢をして、筋肉が硬くなり、柔軟性を失った時に起こりやすいです。
整骨院が得意とする疾患の一つです。
急性の痛みは三日間は痛みがきつくでます。
この時に患者さんにお願いしていることが3つあります。
1・患部の安静→無理せず安静をお願いしてます。
2・コルセットの装着→体幹を支えてあげるコルセットがおすすめです。
3・患部のアイシング→お風呂には浸からずにシャワーに患部を温めないようにする。
上記の事をやってくれると早く改善していきます。
季節の変わり目は要注意です。
寒くなることにより筋肉が硬くなり、急な動きや長時間座りっぱなしで腰に捻りなどの負荷をかけた時に起こりやすいです。
30代 女性 介護士さん
利用者さんを持ち上げた際に腰に激痛が走り、背中を伸ばすことができない状態で来院。
急性の症状ですので炎症を取る事をメインでします。
アイシングと超音波治療を併用し、炎症が落ち着くまで治療をします。
この女性の場合は、3回の治療で痛みのレベルが10→3になりました。
痛みの原因を検査したら歪みがありましたので骨盤矯正を4回し、痛みレベルが3→0になりました。
症状の経過が思わしくない方には、鍼灸治療を併用したりし、早期に痛みを取っていきます。
冬になると身体が冷え、筋肉が硬くなりやすくなるので要注意の症状です。
一度ご相談下さい。